室戸・租谷・淡路島・伊勢ぐるり旅

2002.7.30(火)〜8.6日(火)

同行者:なし

往路 新宿から夜行バスブルーメッツ号で、はりまや橋まで
復路 名古屋駅から新幹線自由席
宿 民宿みなみ
民宿浜福
ホテルグランヴィア大阪
ヴィアイン新大阪
友人宅
プライムリゾート賢島


31日(水)

夜行バスに揺られる事11時間。高知はりまや橋に到着しました。
このブルーメッツ号は割とゆったりした座席で、足も前の座席の下に入れられるようになっててなかなか快適です。途中21時半と6時に休憩があるので、食べ物を買ったりコンタクトを入れたりできます。夜行バスだとコンタクト入れる場所に困る事があるので助かりました。

はりまや橋から更に2時間半バスに乗ると、ようやく今日のメイン観光地、室戸岬です。にしても疲れてたのかな。夜行バスも室戸までのバスもずっと寝てたよ(苦笑)
バス停から徒歩10分という室戸岬灯台を目指して歩き始めたのですが……20分かかりました。しかも日差しがさんさん。うおー土方焼けするっ。恥も外聞も投げ捨てて、Tシャツ腕まくりしました。どうせ誰も見てないからいいんだ。
灯台は本当に灯台しか無いんですが、ここのレンズは日本一の大きさなのです。確かに立派。直ぐ傍の最御崎寺は宿坊にもなっていて、お遍路さんのための施設もあり、何人ものお遍路さんと擦れ違いました。
本当は、灯台に行くには遊歩道を上ればよかったらしいんですが、スカイライン上っちゃったよ……。いいさ、ダイエットになったから!相変わらずの方向オンチです(爆)


どうやら今年の四月に四国内でダイヤ改正が行われたらしく、私が調べたのとダイヤが違っていました。私の3月号だったしな…。高知に戻るバスが予定より遅い。まあおかげで室戸はゆっくり見れたけど。
これからまたひたすらバスと電車の移動です。また寝よう。ぐう

徳島の祖谷に着いたのは18時過ぎでした。かずら橋見学は日没までなので全然余裕。シラクチカズラで編んだ吊橋で、感想は…恐かった!板と板の間がちょうど大人のスニーカー一足分なんですよ。落ちるっ。真ん中辺りでは腰が引けました。

今日は民宿でお泊りです。どうやら客は私一人の模様……クーラーなくて暑い。風呂に入ったら腕が真っ赤!ノースリーブ型に日焼け…これも間抜けだ。お風呂がしみました(泣)民宿しかないようなとこって周りに何もないから暇だなあ。

1日(木)

今日もまたバスと電車を乗り継ぎ、11時半に徳島に到着。
駅から徒歩10分の阿波踊りミュージアムを見学しました。前回徳島に来た時工事中だったのでリベンジです。阿波踊りの歴史とかが展示してあり、私はやりませんでしたが阿波踊りも踊れるらしいです(笑)
ここで、ガラス瓶が二重になってて中に竹細工の阿波踊り人形の入った酒を発見。すごい可愛い〜!変わった酒瓶収集家の私にはたまらんっVてな訳で……買ってしまいましたよ。宅急便は日曜に出すつもりなので、それまでは持ち歩きだ。頑張れ私!

日に数本しかない淡路島行きのバスに乗り、次に目指すは淡路島にある大鳴門橋記念館。ここは直通バス無く、淡路島南ICで乗り換えです。鳴門公園からタクシーで行きたい所ですが、鳴門大橋が有料のため、ここは何としても路線バスで行かなくてはなりません。橋渡るだけで片道2200円もかかるんじゃね。しかも後でタクシー乗った時に気付いたのけど、タクシーで橋を渡る時は往復の通行料負担だって!バスにしてよかった。
ICで下車し時刻表を見てみると……やはりダイヤが違ってました。そしてふと目にした貼紙。
「〜行きのバスは平成14年8月1日より廃止となりました」
今日からかいっ!!
そういや淡路島行きも本数減らしますって書いてあったっけなあ…。結局ICからはタクシーで記念館に行きました。(初乗り550円)運転手さんの話によると、年3、4回はダイヤ改正しているるらしいです。利用者が減ったのが理由だそうですが、減らしたら益々利用者減るよ…仕方ないけどさ。

記念館では渦潮についての立体3Dや、人形浄瑠璃のお芝居が見れます。演目は5本で、時間や時期によって変わるそう。私は「渡し場の段」を見ました。浄瑠璃は難しいけど面白い。「傾城阿波鳴門巡礼歌の段」も見た事があるので、今度は「曽根崎心中」が見たいなあ。

予定していた記念館からのバスがないので、宿までタクシーです。さっきのタクシーの人が来てくれてたV本当は福良港までバスで行き、観潮船乗って渦潮を見るつもりだったのですが、バスも無いし、時間も船の最終便に間に合わないし、今日は全然渦出て無いしで諦めて宿に行く事にしました。4時に民宿入っても暇だよ……。風呂に入って部屋でごろごろしてました。今日はクーラーあってよかった(笑)

夕飯は宿の売りのハモ料理でした。これがまた旨いっ。ふぐと似た感じで湯通ししたハモを梅肉に付けて食べるもの、きゅうりとハモの酢の物、ハモの天ぷら、ハモすき鍋、ハモの卵、ハモとそうめんの吸い物、デザートにいちじくとハモ尽くし。美味しかった〜。魚の卵の苦手な私でも、味付けが美味しかったので食べれましたよ。頼んだ冷酒もさっぱりしてて、くいくい飲んでご機嫌です♪昨日の宿とは違うね!今日は他にも泊まり客いるし!(笑)


2日(金)

うーん、やる事がないので早く寝たから6時に目が覚めてしまった。
まずはワールドパークに向かいます。ダイヤ変わってたの思い出して、今朝慌てて宿の人に調べて貰いました。島は車ないときついよなー。免許持ってるけどペーパーだし…

ワールドパークは東武ワールドスクウェアと同じく世界遺産のミニチュアが屋外に展示されています。こういうの好きなんだよねー。後は和船辰悦丸の資料館とか。でも思ったよりも狭くて、一時間で見終わっちゃいました…。ジェットコースターとかもあるんですが、さすがに一人じゃ乗らないし。
利用客少ないからバスの本数減らしたっていうけど、一時間に一本でこれだけ乗客いるなら、多い方だと思うけどなぁ。

ワールドパークから岩屋行きバスに乗り、志筑で乗り換え。ここで一時間弱時間があるので、お店に入ってやきそばランチを食べました。なぜやきそばに御飯が付く…炭水化物をおかずに炭水化物を食べるのは、やはり納得いかないです。

西宮線バスに乗り、北淡町震災記念公園に到着。ここは野島断層がそのまま保存されています。再現された地震直後の台所もあり、地震の恐ろしさを感じさせます。もうあれから4年も経ったんですね。
見学後はびわソフトでほっと一息。さっぱりしてて美味しいv

この後は明石海峡大橋を渡り、舞子から大阪へ出て、待ち合わせていた関西在住の友人二人と飲みに行きました。不思議な店だった…。中華ありの和風ありのイタリアンありの韓国風でインド風。カルパッチョがうまうまV玄米アイスはポン菓子の味でした。


3日(土)

今日と明日は大阪市内で研修。
どうせ大阪まで来るんならと、前後に旅行をくっつけたんですね(笑)


研修が終わった後、大阪の友人と通天閣裏のスパワールドに行って来ました。
一月ごとに男女入れ替えで、今月の女湯はアジアワールドです。インド風呂には大きな象さんがいます。塩を揉み込む塩サウナや、液体状の泥を塗る泥パック、うたせ湯、泡風呂、漢方風呂などのお風呂が楽しめます。タオルや館内着も完備なので、手ぶらでOK。館内でお金を持ち歩かなくていいように、支払いは入り口で渡されるブレスレット番号を控え、退館時に精算するというここのシステム、すごい画期的だーっ。プールもあるので一日遊べます。今度は奇数月に来たいなV

赤い観覧車も乗りました。夜景が綺麗でしたV

4日(日)

研修が終わった足で、津に向かいました。
平野を囲む山がそれほど高くないので、空が広い!草原ってこんな感じなんだろうな。雲に映る夕日が綺麗でした。


5日(月)

今日は伊勢の友人と伊勢観光です。鳥羽に着くと駅員さんらしきおじさんが数人、チケットを配っていました。割引券かと思い受け取ると、
「観光船乗らないかい。今なら二人貸し切りだよ」
……駅員さんじゃなかったようです。どうやら周りのおじさんたちも船の勧誘の模様。大変なんだなー。港についたらたくさんの小型船舶が海に出てるんだもの。こんなに観光船が走り回ってる海は初めて見ました。

本当に貸し切り状態で出港し、約40分かけて鳥羽の島々を見て回りました。運転席の隣に座らせて貰うわ、海の真ん中で止めて記念撮影してくれるわ、いたれりつくせり。3000円とちと高めですが面白かったですよ。3000円じゃ高いって人は、近鉄の遊覧船に乗るといいかも。同じコースを半額以下で見れます。

真珠島で降ろして貰い、島内に入るとちょうど海女の実演をやっていました。
水面に顔を出した時、急な気圧の変化で肺を痛めないよう小さく呼吸する時のひゅうひゅうとした音、潮鳴りも聞く事ができました。すごい人は素潜りで40mも潜る事ができるそうです。ダイビング機材いらず…
博物館では、真珠の養殖方法が展示されており、真珠の元になる核を植える作業や真珠の階級を識別する作業、一本のネックレスにする為色の似たものをそろえる作業を実演しています。なんて単純で神経を使う作業なんだ…私にはできん。苛々するーっ!人間の技術習得能力は底知れません。

昼は名物伊勢うどんを食べました。太い、どちらかというとすいとんをうどんの形にしたような食感の麺に、特製生醤油をかけたものです。讃岐うどんと似てますが全然違うものですね。美味しかったV

今日の宿は賢島のリゾートホテルです。ホテルのプールで泳ぎ(というより浸かり)、フランス料理のコースを食べ、ライトアップされたプールを散歩し、降るような星空を眺め、夜はバーでカクテルを傾け、リゾートを満喫しました。


6日(火)

今日は賢島駅からすぐの志摩マリンランドに行きました。
まんぼうが売りの水族館です。私は結構あちこちの水族館に行っている方だと思いますが、初めて見る魚がいました。羽根があって海老のような足があるの。だから普通に尾ビレを使って泳いだり、羽根ですーっと進んだり、足で歩いたり……変な魚だ。名前忘れたけど。まんぼうも5、6匹いました。他にも海女による魚の餌付けや、ウミホタルを光らせる実験、ナマコや小さな鮫に触れるコーナーもあり、穴場な水族館です。ナマコってぬるぐにゃで気持ち悪い……

明日から仕事なので、早目に帰路につきました。


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