蔵王樹氷めぐりと白石
2006.2.15(水)〜16(木)

同行者:友人

往路 新幹線
復路 新幹線
宿 宮城蔵王ロイヤルホテル
ツアー びゅう みやぎ蔵王樹氷めぐり


15日(水)
今日は真っ直ぐホテル入り。
ちょっと古びてはいたけど、お部屋は広いし、土産物屋は充実してるし、大浴場は広い上に露天の岩風呂があって、炭シャンプーやらコラーゲン洗顔石鹸やフォーム、化粧水は使い放題だし(売店で見たら、脱衣所にあった化粧水の半分のサイズが2100円だった!)、マッサージやエステ、中華に日本食にバーにと飲食店も充実、それとは別に普通の夕食がめちゃ美味い!気仙沼の新鮮な海の幸、宮城山形の山の幸、料理が乾かないよう前菜には透明フイルムや絵の描かれた和紙が乗せてあるなどの細やかな心遣い、こちらの食べているペースを見て頼まなくてもご飯持って来てくれるし、日本酒熱燗も美味しかった!庭は夜はライトアップされ、エレベーター内に椅子があったり、待機中はエレベーターの扉は開きっぱなしというのも嬉しい。大浴場の脱衣所にスロープがついてたり、浴槽に手すりがついてたり、風呂の椅子も普通サイズ、やや高め、介護用と揃っていて、お年寄りに非常に優しいホテルでした。平日真っ只中だったのもあり、お客さんの殆どは60歳前後。昼間は演芸もやってるようです。


16日(木)
朝食バイキングも和食、洋食メニュー豊富で美味しかった!ここなら連泊してもいいなぁ〜。お風呂でちょっと喋ったおばちゃんは、三泊四日で寛ぎに来てるそうです。ホテル案内のビデオも、料理長たちの熱心さが伝わって来て良かった。土産は安くて美味しそうなのが多くて、めずらしく大量に買いこんでしまった。今まで泊まったホテルの中でも、お客様の快適さを追求しているという点でトップレベルでした。

さて、メインの樹氷観光。
ホテルからすみかわスノーパークまで無料送迎バスで行き、乗用雪上車ワイルドモンスターに乗り込みます。向かい合わせの席が二列の定員30名のキツキツな車で、上からはつり革がぶら下がっています。(上り坂でつかまる)この車で2時間の観光コース。
樹氷は日本では蔵王の他には、八甲田山などの限られた所でしか見れません。アオモリトドマツが自生しており、雪が多すぎず少なすぎず、冬型の気圧配置で強い西風が吹く山の西斜面で、雪が適当に降った時に出来ます。
0度以下でも凍らない非常に細かい水滴が雪と交じり合い、トドマツに吹き付ける事によって石筍(鍾乳洞にあるつららのようなアレ)みたいに少しずつ横に伸びていくのです。
今日は雪が降っていて視界が悪く、パンフにあるような樹氷の森は見れなかったですが、樹氷をしっかり間近で見て来ましたよー。
きめの細かい綺麗な氷でした。自然の力ってほんと凄いです。
この辺りは普段なら−20℃だそうですが、昨日春並みに暖かかったお陰で、今日も−0.5℃位だったそうです。−20℃+強い強風で体感温度はもっと低くなるので、皆さんすぐに車に戻ってきてしまうそう。今日は暖かかったので15分×2回、たっぷり樹氷を拝んで来ました〜。

それからホテルに戻って昼食を取り、白石蔵王まで送迎バスで送ってもらいました。
旅行会社の人に、白石蔵王駅の近辺は何もないって言われていたので、無料送迎バスの時間に合わせた新幹線にしたのですが、近くに白石城がある事を発見し、急遽2時間後の電車に指定を受け直して、白石城に向かいました。
雪が降っていたのでタクシーにしたけど、歩いても20分ちょっと位です。お城は平成7年再建ですが、昔の技法通り釘を1本も使わず、組木で建てたとの事。工事は宮大工さんに頼み、正に現代に甦った昔のお城です。
使われた材木も、国内産のヒノキに青森ヒバに鳥取のアカマツにと超豪華。ヒバがほんのり香って堪りません♪
城の中には人のいいおじさんたちがいて、城の解説をたっぷりしてくれました。行きのタクシーの運転手さんもいい人だったv
城の隣の歴史探訪ミュージアムでは、伊達の配下、片倉小十郎重綱の立体ハイビジョンシアターも上映しています。残念ながら上映時間に間に合わず見れなかったのですが、宍戸錠に渡辺謙にと豪華キャスト。お金かけてる…!見たかった…!
こんなに凄いお城とシアターなのに、入館料がそれぞれ300円とめっちゃ安いんですよ。
安すぎだろー!もっと取っていいのにっ。
土産物も全体的に100〜300円位安いです。北国って良心的だ。



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