| +主ジョウ編+ 「はい、ジョウイ。バレンタインチョコレート」 「ありがとうコウリ。・・・・・・・・今年はトリュフだね」 「力作なんだ。食べてみて」 「うん、いただきます」 「おいしい?」 「おいしいよ。君が作ったのなら美味しくない訳ないじゃないか。年々レベルアップしていくね」 「君への愛がこもってるからね(にっこり)」 「・・・・・・ありがとう(赤面)」 「ところでさ、アレ食べた?」 「・・・・うん。食べないわけに行かないだろ。食べるまでじっと待ってるし」 「だよね・・・・・。今年のもひどかったね」 「今年も完全にチョコが分離してたしね。チョコに梅干しはいただけなかったよ」 「本人は最高傑作のつもりなんだよね」 「仕方ないよ、ナナミだから」 ナナミの手作りチョコを食べ続けて早10年。その味はおいしくなるどころか、年々ものすごい進化を遂げてくれる。一昨年よりも去年、去年よりも今年とそれはすでにチョコと呼べない代物になっていった。 「でも僕は君のチョコで口直しできるから」 「じゃあ僕は?」 「えっ・・・・・」 「僕も口直し、したいな」 「・・・・僕はチョコ用意してないよ」 「知ってるよ。僕がいらないっていったんだもん。ジョウイがバレンタインデーにチョコレートを買うなんて嫌だからね。僕の口直しはチョコじゃなくて・・・・」 ちゅっ 「――――――!!コウリっ」 「チョコの味がする。やっぱり僕って料理うまいな。ご馳走様」 ペロリとコウリが唇を嘗める。 「・・・・・・お粗末さまでした」 「クスクス・・・・お返し楽しみにしてるね」 「ホワイトデーはクッキーだろ・・・」 「クッキーもいいけど、それより別のものが欲しいな♪」 「・・・・別のものって?(なんか嫌な予感)」 「判ってるくせにv(極上の笑み)」 「・・・・・・・」 「とりあえず、このままいっちゃおっか――――!(ガバッ)」 「いっちゃうって・・・・あああ、やっぱりいいいい―――――(涙)」 部屋の明かりが落とされて、ここからは恋人たちの甘い時間。 翌日 |